妊娠9ヶ月、10ヶ月
妊娠9ヶ月(32~35週)ママの体
妊娠35週になると、子宮底長はやく31cmになり、みぞおちあたりまで達します。そのため大きなおなかを抱える大変さをいちばん感じるのが9ヶ月といえます。膀胱も圧迫されるので、トイレの回数が増えたり、くしゃみやせきをすると少量の尿がもれることもあるでしょう。心臓や肺も圧迫されるため、動悸や息切れがひどくなったり、胃のむかつきもピークを迎えます。妊娠9ヶ月に入ったら、陣痛を乗り切るリラックス法を練習しておくとよいでしょう。呼吸の仕方やマッサージ、力の抜き方など、リラックスする方法を助産師さんに相談してアドバイスをもらうなどして、出産をイメージしながら練習をしてみてください。
妊娠10ヶ月(36~39週)ママの体
出産予定日は40週0日ですが、出産に最適な期間には幅があり、37週0日~41週6日を正期産と呼びます。妊娠39週では、赤ちゃんの頭が骨盤の中に入るため、子宮が下がり、子宮底長は約33cmになります。
妊娠10ヶ月に入ると子宮が下がって胃を押し上げなくなるので、胃もたれが楽になりますが、下がってきた子宮に膀胱が圧迫され、トイレの回数が増えます。
出産のサイン
妊娠10ヶ月に入ったら、お産の兆候に注意して過ごしましょう。
出産のサインには、おしるし、陣痛、前期破水など人それぞれです。
おしるしという少量の血液が混じったおりものがあったら、多くは数日後に陣痛が始まります。
また、不規則だった子宮の収縮(前駆陣痛)が10分間隔の規則的な張りになったら、陣痛の開始です。
通常、陣痛開始後に破水しますが、陣痛前に前期破水として起こることもあります。
病産院に連絡を取り、病産院へ向かいましょう。
赤ちゃんの様子
妊娠9ヶ月(32~35週)頃の赤ちゃんは、見た目にはもう新生児とそう変わりません。
妊娠9ヶ月の始めである32週頃には自律神経が成熟し、交感神経と副交感神経のバランスがとれ、心拍や呼吸、体温調節の働きが整ってきます。
35週になると、肺と腎臓の機能が完成してきます。
10ヶ月(36~39週)に入ると、頭を下にして、ママの骨盤の中に降りてき、出産のスタートに向けて赤ちゃんも準備を開始します。一般に39週の赤ちゃんの体重は3000~3100gといわれていますが、個人差が大きいです。誕生直前の赤ちゃんと新生児の違いは、肺呼吸をしているかどうかです。
胎児の肺機能は35週頃から急速に成熟し、37週では肺呼吸が十分可能になります。
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